偏見まみれだこんなん
「わあ! あの人絶対......や!」
この定型文が頭に浮かぶ場面が多い日常。特に仕事中なのですが。
この定型文の数秒後に別の自分が脳内に踏み込んできて、
「なんやその偏見」
と一言、その後チョップを一発。
四半世紀とちょっと生きると脳内に何人も自分の側面を飼うことがあるかと思う。
日常を眺める視界という窓を最前列で眺める自分。そいつがおそらく、もっとも発言が多いのだ。そんな自分が偏見まみれなのだ。許せん。
許せないので、脳内窓の最前列自分にチョップを入れてくれる自分を、ちょっとマッチョにしてやる。
痛い目を見ような、脳内窓の最前列自分。あわよくば偏見から足を洗ってくれ。
ゑ