色眼鏡レポート

虹彩がこうなんだから仕方ないとこある

あなたの風邪と、作風はどこから?

 自分の栄光を見つめ直してると、時間過ぎるのがとてもはやい。

 

 自身の過去作たる大学の卒業制作小説。いざ読み返してみると、句読点のタイミングや一文の読み心地に赤ペンを入れたくなる。まあ、筆を置きっぱなしにしている今と比べると、随分見事に綴っていたわけだが。

 

 様々な作品の二次創作小説を読む機会が、人生の三分の一以上の時間あるような生き方をしている。『小説作品を書いていた人間 』である以上、気にしてしまう箇所があまりに目について読めない、という事案が発生する人間は、一定数いるだろう。かくいう私もその一人で。

 

 けれど、オリジナルにしろ二次創作にしろ、SSから長編、詩歌やキャッチコピーまで。『完成させた人間』が一番褒められるべきである。このブログ上で、文章を考え綴るリハビリをしている私も、またいつの日か、納得のいく作品を創り出すことができるだろうか。

 

そしてそれで飯を食いたい。そう思いながら、暗い部屋の冷たい空気を、鼻水と一緒に啜った。